QTE=クソゲーな理由
シェンムー3だそうで。
キックスターターだそうで。
しかも、すぐに目標最低額達成だそうで。
過去において、「シェンムーwww」みたいなコメントは何度も見た。
けれども、長らく実際のゲームを見たことがなくて、つい数カ月前に見たのだが。
「何だよ。龍が如くジャン。」
って感じでしたね。(そのまま)
実際、元になっているそうで。
知らなかったワー。
ただね。
QTEってのは、どうあっても、糞システムだと思う。
鈴木裕は天才的だが、QTEはアカン。
えーと、いちおう説明しますが、QTEってのは、クイック・タイム・イベントの略。
イベントシーンで、頃合いを見て「Aボタンを押せ」などと画面に指示が出てくる感じのアレである。
エサを欲しがる実験中のサルのように、ユーザーを畜生化する感じの素晴らしきアレである。
ヒドイのだと「Aを押して、右を入れて、Bを押して、下を入れて、上を入れて・・・」と、アフォみたいなのになる。
ええ加減にせぇよ、と言いたくなる。
QTEは、なぜダメなのか。
理由はカンタンだ。
プレイヤーが求めているのは、「操作している感」である。
決して、「操作させられている感」ではない。
労働の場合と同様。
やらされ感のある仕事は、ツライ。
やってる感のある仕事は、タノシイ。
しかるに、QTEが生み出すのは、ほぼ「操作させられている感」のみである。
では、そこに欠けているのは何なのか。
「ヤッてる感」のためには、選択が必要だ。
様々な操作の中から、自分が「コレ!」と思ったものを、「いまだ!」と感じた瞬間に、レバーなりボタンなりで入力する。
そして、その結果を受取る。
これが大切なポイントであーる。
まずもって「自分の選択」があり、その後で、「正しい入力」がある、ということだ。
しかし、QTEには、前者がない。
ただ後者があるのみ。
つまりは、モンキーナイズである。
「イッツ・ア・モンキナーイズ!」である。(?)
だから、ダメなのだ。
サルのようにゲームをやるユーザーも、しかし、ただのサルではないのだ。
そんなことをされたユーザーは、ゲームの前からサルのである。(全然うまくない)