垂流

報酬月額7桁超えの「それなりアフィリエイター」が語る日常

なぜオトコは、若く美しいオンナが好きか。

堀江貴文さんがTwitter上で、今日中の30代女性を批判したというニュースがありました。

そもそも、読売新聞が掲載した記事の話題なのですが、コンサルタントの木村隆さんは、今日中の30代女性102人に、どんなアラフォー男性なら結婚対象となるかについてアンケートをしたのだそうです。

それによれば、5つの項目が挙げられ、「すぐ父親になれそうな人か」、「好きなものに同意・共感できるか」、「お金の使い方に納得できるか」、「若さや美しさに騙されないか」、「一緒に過ごす時間が十分取れるか」といったことが、あげられたとのこと。

これに対して、堀江さんは、「んなことクチクチ言ってるやつと結婚したがマトモな男はいないでしょ」と批判したということでした。

おそらく、アンケートを受けた側は、「聞かれたから、答えた」といったところなのではないでしょうか。

とは言え、あげられた5つの条件を全て満たす、「理想的な男性(はぁと)」と言うのは、あまり現実にはいないのかもしれないDEATHネ。

個人的には、「若さや美しさに騙されないか」と言う意見が、なにやら悔し紛れのようにも聞こえて、気の毒な感じさえしてしまいマス。

もしかするとホリエモンは、「アンタたちも、もう30代でしょ?そんな注文付けられるの?自分の市場価値はどんどん下がっていることを認識した方がいいよ」と言いたかったのかもしれません。

なーんつって。

閑話休題

身も蓋もないことを言うならば、30代女性が何を主張しようとも、男性は美しく若いオンナが好きです。

それは、なぜか。

今回のテーマは、その点です。

論を進めて参りましょう。

まずもって、生き物のDNAには、「自らの遺伝子をバラまくべし」という命題が埋め込まれています。

そのミッションがあるがゆえに、また、粛々と履行されてきたがゆえに、我々はこうして生きている訳です。

そのこと自体がイイコトなのか、ワルイコトなのかは、私は知りません。

分かりません。

「生き物は生きようとする」し、「これまで生を繋いできた元となる情報であるDNAを、次の世代に伝えようとする感じに作られている」ということです。

で、遺伝子をバラまくためには、たんに一世代で、色んな相手とお盛んに「スル」だけでは、残念ながら不十分です。

相手が宜しくなく、質の悪い遺伝子しか残らないようでは、先々で遺伝子が伝えられずに、滅びてしまう可能性が高いからです。

そのため、たくさんの相手とスルだけでなく、スル相手についても、きちんと選ばなくてはなりません。

オトコだろうが、オンナだろうが、通常、相手を選んでクッツクことには変わりがないと言えるでしょう。

ただ、人間の場合は、オスの方が遺伝子を残すための行為に掛かるコストが、かなり低いです。

そのため、勢い、「アナ(雪の女王と関係ない方)があったら何でもいーや」という具合になりやすい、とは言えます。

しかし、それでも前述の理由から、取捨選択は、ちゃーんと行われます。

そして、その取捨選択のためのモノサシが、「美しさ」だということになります。

美しさというものを、DNAからの目線で眺めるならば、そこには「エラーがない」というという意味合いが含まれている、と捉えることができます。

例えば、顔が整っているということは、オトコがそれと判断するだろう美しさの一部ですが、そこからは「遺伝子が壊れていない」という情報を受け取っていると考えられる訳です。

そのため、人間のオスは、美しいオンナを好むのです。

他にも、「色の白さ」なども、病気に罹っていないことと、罹ったらすぐに確認できるという意味合いで、有利な遺伝子を確認にするための指標にされている可能性がある、と考えることができます。

では、「若さ」については、どうでしょうか。

人間の社会では、昔から、一夫一婦制であることが多かったものと考えられます。

すると、オトコが、たくさんのオンナに子供を生ませることには、リスクが伴います。

つまりは、不倫になってしまう可能性が高いということです。

一夫一婦制の元で、不倫を行えば、処罰や制裁、諍いが起こるだろうことは想像に難くありません。

オンナの取り合いは、戦争を含め、オトコがしてきた争いの最大の原因だと言えるでしょう。

しかし、争いが起これば、自らの死の確率が高まりますから、DNAを残せる可能性も下がってしまいます。

そのため、まずもってオトコは、ツガイとなった相手に子供を産ませようとします。

そうして、オンナが「若い」ということは、取りも直さず、「たくさん産める可能性が高い」ということを意味していると言えます。

オンナは子供を作るのに、大変、長い時間を必要としますので、若いということは、遺伝子を残すというテーマから考えると、重要なファクターとなっている訳です。

つまりは、若いオンナが好きだということもまた、自らのDNAを残すために有利であるからだ、という話になります。

逆から言うとすれば、「若いオンナが好きな遺伝子が、その分、高い確率で生き残ってきた」と言えることになります。

以上で、答えは出ました。

オトコが若く美しいオンナが好きな理由は、エラーがない可能性の高い遺伝子との間で自らの遺伝子の組み換えを行い、生き延びる可能性の高い子を産ませ、かつ、できるだけたくさん産んでもらい、多くの遺伝子を残したいがため、ということになります。

これを、これまでと同様に換言するとすれば、「そのようなオトコだけが高い確率で生き延びてきたために、おおよそのオトコは、若く、美しいオンナが好きなのだ」ということになるでしょう。

すでにお分かりのことと思いますが、このことについては、おそらくは「ただの事実」であって、だから、文句を言ってもあまり意味はないものと思います。

思われます。

はい。

誤解のないように、いちおう書いておきますが、ほぼすべてのオトコは、こういうことを意識している訳ではありません。

また、遺伝子の命令のままに生きることをヨシとしている訳でもありません。

かつ、美しさと若さだけが、判断の基準だということでもありません。

ただ、生き物レベルでの指令として、無意識的にそうした情報に突き動かされているところがある、という話です。

ちなみに、DNAを残すことが生命を繋いでいっているために、生命が受け継がれた者はDNAを残すことが重要だと感じやすいということであって、DNAを残さないとダメだとか、残して初めて一人前だと判断すべきだということには、必ずしもなりません。

そこのところが、「早く結婚しないと!」なんつー言葉が、「セクハラ」だと糾弾されることの理由であると言えるでしょう。

ということデスので、悪しからず、ご了承くだたい。

くだたい。(二回言う)