Wimax2の制限とJR職員の民度
・Wimax2を使っている。最近、「UQWiMAX(運営会社)、ふざくんな、訴えたるぞぉ」なんてサイトもあって、喧しい感じですが。「ボクはauスマートバリューmineに入ってるから大丈夫だもんねー」なんて思ってたら、制限を食らっちまってるようでショボーン。ちなみに、auスマートバリューmineってのは、auの携帯とWimaxのルーターを両方契約していたら、「値引き+月7ギガの通信容量制限を解除」という内容のものですが、「これとは関係なく、直近3日で3ギガの制限はあるもんねー」って話らしく、何というかまぁ、Wimax2の広告に「無制限」とデカデカと書かれてはいるが月7G制限はあるってトコまでは把握していたんですけど、それをauスマートバリューで回避できると思ったら、まだもう1つ制限があるとか、非常に周到に仕掛けられたワナ的な感じで、UQWiMAXさんもボクさんも、どちらさんも、ご苦労さんでございます。えぇえぇ。契約書をきちんと読んでないボクも悪いことですし、現状、無制限でテザリングできるのはWimaxだけなんで、まぁ、ええですけど、怒っちゃう人がいるのも理解できますわなぁ。ただまぁ、広告内容に問題があるところがあったのやもしれませぬが、より重要なのは契約であり契約書でありましょうから、契約時に内容をスルーしておいて文句を言うのは、さすがに、ちと違うだろうね。店員とかに「実際上は制限なしデスヨ!」なんて言われた的な話もあるらしいですが、そこいらは、水掛け論になっちゃうだろうし、な。そのために契約書があるんだし。
・ところで、先の訴えたるぞサイトですが。株主としてJRにも、「UQWiMAXがこんなことしてるんだけど?」的な電話を入れた時の対応がココに載ってますけど、対応したヤツバラの口ぶりがなかなかスゴイですね。まぁ、完全にクレーマーだと思ったんでしょうが、それにしてもヒドイなぁ。以前、高架下の駐車場を借りるのに、JRナントカっつぅ関連会社(?)に電話したけど、態度が悪すぎてビックラこいたのを思い出しました。年配のオッサンだったんですけど、彼は、もしかすると元公務員なのでしょう(決めつけ)。最近はかなり監視されたり怒られたりしているので、当の公務員の方は対応がマトモな場合が多いですが、元公務員たるJRサマサマは、まだまだ旧来の役人根性が抜けない勘違い野郎が少なくないようですな。要するに、民度が低いって話デス。それ以前に、誰が何人、駐車場を契約しようがしまいが、テメーの給料はまったく変わらねぇんだろうなぁ。だから、あんな態度なんだろうなぁ。元公務員で大家みたいなモンだから、そりゃあ、偉そうにもなるか。つぅか、なるなや。テメーの土地でもあるまいし、よぉ。
ゆう活で顔が曲がる話を教える技術
・国家公務員の勤務時間を前倒しする「ゆう活」のサイトに載ってる男性が加藤鷹に見えちゃったブリリアントな午後、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。朝早く起きて、仕事をさっさと終えて、超深爪なゴールドフィンガーで、夕方から、ゲフンゲフンですね?
・一月半ぶりくらいに奥歯が入りました。治療してたんですわ。もう片方だけで噛まなくて済みます。ずっとあのまま片側だけで噛み続けてたら、顔が曲がっちまうとこだったYO!
・『行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術』石田 淳(著)、読了。それなりに売れたらしいので読んでみたけれども、まぁ、何というか、「年に数冊しか、あるいは、まったく本を読まない人向けの本」といった印象ですな。あと、これって「教える技術」というよりは、「(部下を)育てる技術」だよね。内容的には、「具体性のある指示を出す」だとか、「行動を評価する」だとかが、書かれている。「最初から仕事の話をしてはいけない」なんてことが書かれている章もあったりするのだけど、これを言われないと分からないヤツがいること自体が、かなり怖いんですケドも。まぁ、「一枚岩になろう」とか「やる気を出せ」とかイッちゃうヤツは頭がアレですよね、というのが個人的な意見だけど、実際にヤッちゃってる人からすると参考になるのかもしれまへん。だいたい、そんな感じではありますが、普通のオッサンが書かれているとおりにキチンと書き出したりしながら部下を指導すれば、結構、良い結果は出そうなトコロが、面白いっちゃー面白い。
アフィリエイトをキンドル版のアップルウォッチがグレイトフル・デッドなヒトデナシ
・アフィリエイトにおいてより深く知るべきなのは、テクノロジーではなく、人間だ。
・「単行本1300円。Kindle版1200円。」にイラッとくるのって、ボクだけでスカ?
・アップルウォッチが来て、一月半が経ちましたが、いまだに何に使うのかワカリマセン!!!
・『グレイトフルデッドのビジネスレッスン』バリー・バーンズ (著)、伊藤 富雄 (訳)を読み中。んー、まぁ、アレですな。色々な内容が含まれていますが、問題は根幹のモチベーションかな、と思う。それがあって初めて、道を模索するということが起きる。単に、書かれている手法を小手先だけでマネしても、あまり意味はないでしょう。
・まったく同じことを言われても、言う人によって対応がまるで違ってしまうときに、それを当然だと思って、落ち込んだりはまったくしないながらも、自分をヒトデナシだと思うね。
『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』井内 由佳著:レビュー
セール中だったので、ポチった。
サクッと読める内容。
でもまぁ、アレですなぁ。
こんな風に思いました、わ。
人間というのは、「自分は世界のことを分かっている」と思いたがる存在だ。
そのため因果律によって世界を切り取り、その解釈に沿った形で収まりが良いように、そしてまた自分の気持が良いように、勝手に分かったことにする。
要するに、「こうしたら、こうなる」という繋がりを自分で考え出し、それがいつでも成り立っているように世界を眺めるという話だ。
簡単に切り捨てるつもりはないが、本書は、そういう類の本だと言える。
しかし、「勝手にそう思ってるだけでしょ?」で済まないのは、人間的事実、あるいは人間的現実とでも言うべきものがあるからだ。
多くの人間が、ある解釈を採用し、そのとおりに物事が運んだと見なしたなら、それは彼らにとっての「現実」となる。
つまり、「神さまの言葉を大事にしたら、すべてがうまく行ったから、それは正しい考え方だ」と考えるようになるという話である。
また、単に一人ひとりがそんな風に考えるだけでなく、それぞれがそれぞれに対し深く影響を及ぼし合っているというのも、大事な点だ。
著者の言っていることが正しいと考える人が彼女の周りに集まり、その正しさを互いに確認し合って、確信の強さを高めているということだ。
本書の基本的な内容としては、「何事も神さまに好かれるような態度で望むべし」という話になっている。
そして、その内容というのは、「人に好かれ、かつ、自分でも恥じるところがないようなことをすべし」ということを意味している。
そうすると、本人の心の中に後ろ暗いところがなくなるし、周囲の人間にとっても利益があるため、物事がうまく進みやすくなる、という具合になる訳だ。
それは、そうだろう。
そのことには、特に異論はない。
こういう類の本を、個人的には、「負けない系自己啓発本」と呼んでいる。
ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』などが、最たるものである。
内容は、皮肉の意味合いも込めて、「素晴らしい」としか言い様がないものだ。
自分が前向きで、正しいことのみをし、人に親切にする気持ちに溢れていたら、それが自分にも返ってくるという、ありがたいお話である。
「まぁ、実際、そのとおりにできたら、負けないだろうなぁ」ということで、「負けない系自己啓発本」という訳だ。
けれども、そうした本の多くには、非常に重大な欠点がある。
それは、自らの考え方の良さを喧伝するばかりで、そこに入っていくための方策が書かれていない点だ。
「こう考えなさい」と主張するだけでなく、自然とそう考えられるように導くことが必要であり、その点が決定的に欠けている、という話である。
実際、「どうしたら、そういう風に考えられるようになるのか」が大事であって、「そう考えるとうまく行く」という説明は、それほど重要ではない。
なぜなら後者は、ある意味で、当たり前の話であるからだ。
おそらくは、「負けない系自己啓発本」の作者たちは、「そう考えるとうまく行く」のだから、「読者も同じようにすれば良い」と考えているのだろう。
しかし、それを仏教になぞらえて言うなら、多くの人間が「解脱」できないのと同じ理由で、無理な話だ。
「苦しみから逃れることができるから」と言われても、「執着を捨てる」ことができないのが人間だ。
同じように、「人のために尽くせば、自分にも大きな見返りがある」と言われても、「まず自分が得をしたい」と思うのが人間だろう。
その点こそが、「負けない系自己啓発本」へ、大きな疑問を投げかけざるを得ないところである。
言ってみればそれは、「人間をやめろ」という話なのだ。
人間に、「人間をやめれば楽になる、うまく行く」と教え諭すことには、解決の付かないおかしさがある。
無論、これは大げさな話だ。
本書はただ、考え方のコツを教えているものであって、別に「解脱」に向かわせるためのものではないからだ。
けれども、「あたかも簡単なことを語っているようでいて、そのくらい難しい話をしている」という意見は、正しいのではないか。
そこまで難しい話だということを、書いている側は理解しているのか。
そこに、大きな疑問がある。
「少しずつやってみたら、その良さが分かるのだから、やってみてはどうか。」
そう言われているような気もする。
しかし、それはどうにも、非人間的な立場に思える。
言ってみれば、それは導きではなく、ただの自慢であり、酷く独り善がりなものだ。
なぜかと言えば、そこで「少しもやってみることができない」というところにこそ、解決すべき大きな問題があるからだ。
とどのつまり、「負けない系自己啓発本」を書く彼らは、多くの読者とは関わりのない「向こう側の人間」なのである。
では、どうしたら、向こう側へ行けるのか。
換言すれば、自らを変えられるのか。
ここいらの話については、以上の話も含め、まとめて電子書籍にしたろうか、と思っている。
そんな訳で、おつかれちゃん。
ディープラーニングへの苦言
ディープラーニングが、もてはやされているようですな。
でもね。
問題もあるよね。
昔に学んだ、ちょっと怪しい知識を元に、書いてみたいと思います。
ディープラーニングってのは、ニューラルネットワークです。
で、ニューラルネットワークってぇのは、ヒューリスティックです。
ヒューリスティックというのは、「必ず正しい答えを導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法」(Wikipediaより)です。
別の言い方をすると、答えの正しさを保証できない訳です。
そういう意味では、多少、語弊がある表現になりますが、「どうでもイイこと」にしか使えません。
例えば、「猫の画像の認識をする」というのは、うまく行くと「スゴイ!」てなことになります。
けれども、うまく行かなくても、どうと言うことはありません。
例えば、人が死んだりなどはしません。
だから、任せられる訳です。
そんな具合なので、例えば、「車の運転を任せる」というようなことには使えません。
つまり、「どうでもイイこと」じゃないこと、という訳です。
そういう「大事なこと」に使うのは、たぶん、無理です。
たとえ使うとしても、補助的なものにしかならないでしょう。
理由を説明するために、「ニューラルネットワークって?」という、元々の話を少ししたいと思います。
ニューラルネットワークというのは、脳の神経細胞をモデル化したものを繋ぎ合わせて作ります。
「モデル化って何だ?」と言えば、要するに、単純化です。
脳の神経細胞(ニューロン)は、他の細胞と繋がっており、そこから電気信号を受け取ります。
そして、その信号が、ある程度以上になると、自らも信号を出し、別の神経細胞に伝えるという動きをします。
これを「発火」と呼びます。
しかし、実際のニューロンが持つ特性は、こればかりではありません。
一度、信号を出したら、その後しばらくは出さない「不応期」と呼ばれるものがあったりなどして、その動きは結構複雑です。
しかし、複雑な動きをコンピュータ上で真似(シミュレート)するとなると、非常に計算の手間が掛かることになります。
そのため、「だいたいこんな動きだろ?」ということで単純化し、それらを組み合わせて、ネットワークを作ることにしています。
そして、これにチューニングを加えることによって、学習をさせることとしている訳です。
実際に、どの部分をチューニングするかと言えば、「ニューロンが出力した信号を、どうやって伝えるか」の部分になります。
実際のニューロンには、興奮性のものと抑制性のものの2種類があります。
信号を受け取ったニューロンを発火させる方向に信号を渡すか、逆に発火を抑えるように伝えるかということです。
発火したニューロンの信号を「1」としたとき、これを、次のニューロンに伝える場合に、「−1」としたり、「0.5」としたりということで、元のニューロンと次のニューロンとの繋がりの重み付けを変えます。
ここが、学習によって調整される部分です。
これによって、信号がどう伝わるかが変わり、例えば、抑制性のニューロンばかりが繋がっているニューロン、つまりは、マイナスの重み付けが多く集まっているニューロンは発火しづらくなります。
学習を行う際には、例えば、「こういう入力が入ったら、出力はこう」という正解のセットを用意して行います。
「どういうパターンに、どう答えれば良いか」というのが、望む状態になるように、ニューロン同士の繋がりの重み付けを調整していく訳です。
けれども、通常は、「すべてのパターン」を学習の例として用意はできません。
猫の画像を認識する場合を考えてみてください。
そもそも、「猫と見なせる画像のすべて」というセットなど、ありません。
逆に言えば、だからこそ、学習する意味がある訳です。
つまり、学習させていないデータについても、上手に答えるところに醍醐味があるということになります。
ですから、十分なのかどうかは分からない、ある程度の数のデータを用意して、それについて学習させる、ということになります。
そもそも正解のデータの全セットがあるのなら、それを使って答えれば良い訳で、学習させる意味がないことにもなってしまいます。
また、ここが重要なところですが、チューニングをある程度やったとしても、「なぜ、学習できていると言えるのか」は説明できません。
「それぞれのニューロンの繋がり部分が持つ重みの全体が、なんとなーく、正しくチューニングされている筈でぇす(はぁと)」という答え方しか、できない訳です。
また、同様の理由から、どこまで学習をすれば良いかということには、答えがないものと思われます。
ですから、「もう完璧です!パッチリ学習できちゃいました!!!」というようなことは言えない訳です。
「どのデータを使えば良いのか」と「どれだけ学習させれば良いのか」が不明な訳です。
知らんけど。
たぶん、そう。
な筈。
となると、これは、かなりの欠陥です。
なんという、頼りなさでしょうか!(自信はないけど決めつける)
そんな訳で・・・。
夢の様なことを語って、どこぞからカネを引っ張ろうと思っているのかもしれませんが、個人的には、ディープラーニングが素晴らしい技術などとは、現時点では、あまり思えません。
ただし、「近い未来に、もっと大きな展開があるかもしれない」とは、思います。
それは、上記のようなモデル化されたニューロンを物理的に作り、それらを無数に繋ぎ合わせて動かすようなことをした場合に、また別の地平が開けるだろうという話です。
これは、すでにやっている方もいるのだろうとは思いますが、大規模なもので実施し、目覚ましい結果が出たという話は、寡聞にして聞きません。
現状では、ニューラルネットワーク実験の多くが、コンピュータ上で、仮想的にニューロンを動作させるシミュレーションだろうと思います。
それでは、処理は並列化されず、自ずと限界があります。
物理的な素子としてニューロンをモデル化し、圧倒的な数を組み合わせ、十分な学習をさせたとき、そのモノは自意識を持ち始め、「オレって、素子が劣化したら死ぬのかな?」というモータルコンバットでメメント・モリな言葉を発するかも知れません。(飛躍しすぎ)
iPhone5・5S用のクレードルをiPhone6で使う方法
はいはい。
みなさん、お待ちかねのお役立ち情報ですよ。
しかしまぁ、アレですなぁ。
こないだ、やっとこさiPhone6の純正クレードルが出ましたなぁ。
正式には、Dockですか?
「ガイジーン!」の使う言葉は、よく分からんのデスが。
ちなみに、iPhone5・5S用のクレードルは、iPhone6だとサイズが大きいので本体がハマらず、使えません。
iPhone5Sの本体下取りで、iPhone6に機種変更したようなヤカラな筆者の部屋では、クレードルだけが取り残され、放置されていた訳です。
はい。
しかも、アレですなぁ。
また、6Sが出たら、本体買うし。
そしたら、6のDockは使えないかもしれないし。
そんな、いちいち本体買い換える度に、Dockまで買ってられないし。
なぁ。
そんなにそんなに、アップルばっかり稼がせてられへんでぇ。
と思いますわなぁ。
ってなことで、iPhone5と5S用のクレードルを、iPhone6で使えるようにしてみました。
ジャジャ~ン。
思っきし、本体の画面が割れてますが。
まぁ、ケースとか使わんし。
ジョブズが生前に、ケース付けてるヤツに対して、「モナリザに牛の糞をなすりつけた犯罪者を見るような目を向けた」らしいのでね。
参考文献:iPodは何を変えたのか?
とどのつまりは、商品そのもので、完成形だからネー。
ケースなんて、付けないよネー。
するってぇと、本体デカくなってるから、手から滑り落ちて、地べたに激突するよネー。
これまで、3回くらい、落としたよネー。
そしたら、画面が砕けるよネー。
特に、右上がネー。
クッソ、が。
とまぁ、それは、さておき。
iPhone5・5S用のクレードルをiPhone6用に改造した際、使ったものをお知らせします。
必要なものは?
「カッターナイフー!」
ということで、カッターで左右の出っ張りを、ガシガシ削ります。
で、削り上がったら、メイド服に着替えて、「おいしくなぁれ!」って魔法を掛けます。(掛けません、おいしさ関係ありません)
という訳で、できあがりが、コチラ。
ヒドイね。
野蛮人だね。
ジョブズも、草葉の陰で泣いてるね。
でも、アレですわ。
普通に使えるね。
すべて解決。
な!!!
という感じで、「やったった感」満載でしたが。
新しいDockの説明を、よく見てみたら・・・。
土台からコネクタが飛び出してるだけって感じで、色んな機種で使える感じになってるのダナー。
へー。
買おうかな。(鼻毛)
警察にサイバー捜査を受けたときの話
某TVタックル的な番組で、ホリエモンが、警察はITリテラシーが足りないと批判していましたね。
見ていて思い出したことがあったので、書いておきます。
筆者が、警察にサイバー捜査を受けたときの話です。
ある日、突然、筆者の携帯に警察から電話が掛かってきたところから話は始まります。
見覚えのない番号だったですが、とりあえず出たところ、
「恐れいります、ホニャララ警察・・・課のものですが、◯◯.com」というドメインを使っていますか?」
との公権力様からの唐突なご質問。
「えー????何だよ、おい。いきなり、警察から電話かよ」と思い、「別に捕まるようなヤバいことはやってない」とは考えながらも、さすがにちょっとビビリました。
一瞬で、
「あれー?何だ?何かヤバいことやったか?前にやってた出会い系サイトへの誘導とかか?でも、誘導しただけで捕まるか?いやいや、さすがに捕まらねぇよな。つぅか、そのサイトって、このドメインだっけ?それともメールアドレスの方か?乗っ取られて、スパムの大量送信メールに使われたとか???」
などと考えつつ、
「ええ。たぶん、利用中かとは思います。ドメインはたくさん取っているので、確認しないと間違いないとは言えませんが・・・。」
と、とりあえずの返答をしました。
すると、「はぁ、そうですか」というような、何とも迫力のないご返事。
何なんだよ。
もっと、グッと来いよ。
熱くなれよ!
もう少し頑張ってみろよ!
ダメダメダメ!諦めたら!(修造)
とは思わなかったが、何のことやら分からず、若干、困惑。
色々と想像していても仕方がないので、
「自分ではやってませんが、スパムメールの送信に使われたとか、そういう話ですか?」
と聞いたところ、
「いやぁ・・・」と、ずいぶんと煮え切らない感じ。
その後、詳しく聞いていくと、初めに向こうが言っていたけれども聞き取れなかった課の名前ですが、「薬物対策課」だそうで、その関係の話だということが分かってきました。
筆者は、当時も今も、アフィリエイトをやっています。
具体的には、ホームページで集客をし、商品を売って、宣伝費として報酬を受け取っている訳です。
アフィリをする際には、ドメインを取ることもあります。
ドメインというのは、「◯◯.com」「××.net」というような感じのアレです。
そして、ドメインを取ると、そのドメインを使ったメールアドレスも使えるようになります。
また、ドメインというのは、1年ごとに使用権を取得するようなシステムになっています。
警察が言ってきた「◯◯.com」というそのドメインは、過去に使っていた人がいる、いわゆる中古ドメインでした。
前提の話としては、そんなところです。
で。
色々と聞いて、自分でも検索してみて、分かった事実としては、
・筆者が使っている中古ドメインを過去に使っている者(犯人)がいた。
・その者が、当該ドメインのメールアドレスを使用していた。
・しかも、そのアドレスで、違法薬物の注文を受けていた。
・注文を受けていたのは、ネット上の掲示板で、そこに上記のメールアドレスが掲載されていた。
・犯人が管理人と思われるホームページもあったが、URLは、当該ドメインのものではなかった。
というようなこと。
ちなみに、上に書いた掲示板というのは、2ちゃんねるではありません。
かなり昔からある無料レンタル掲示板で、しかも犯人が開設したものではなかったようです。
おそらく、犯人は、他人の掲示板へ、自分の宣伝のために書き込みをしていたのでしょう。
話としては、そんなところです。
ただですね。
警察の方は、ドメインというのが、1年単位で使用権限が移る場合があるということを知らなかったようです。
しかも、掲示板への書き込みがあったのは、電話があったときから、5年以上前の話。
5年以上も前の掲示板の内容を見て、WHOIS検索をして、筆者の電話番号にたどり着いたようです。
つまりは、完全なトバッチリ。
ちなみに、WHOISというのは、ドメインの管理人などの情報を検索できるサービスのことです。
ドメインを取得する際には、連絡先として、情報を入力するように求められます。
けれども、そのままの情報を登録すると、当然、個人情報が「だだ漏れ」になるので、現在では、多くの人がレジストラの情報を入れているようです。
レジストラというのは、ドメインを取るところで、具体的には、お名前.comのような業者です。
現在では、筆者もレジストラの会社名や電話番号をWHOIS情報としていますが、この件があった当時は個人の住所等にしていた訳です。
それで、警察から携帯に電話が掛かってきた、と。
WHOIS検索はできたようですが、ドメインについては何も知らないようでしたので、
・1年単位で使用権を取得するようなシステムであること。
・違法薬物の販売については、過去にドメインを取っていたものがやっていたことと予想されること。
・現在、自分がドメイン取得しているレジストラの具体名。
・ただし、レジストラは多数あるため、犯人が過去に取得したレジストラが同一の業者とは限らないこと。
・WHOIS情報の内容が真正なものであることについての実際上の確認(電話を掛けたり、住所を訪れたりすること)は、行われていないと思われること。
・そのため、仮に過去に登録されたものがあったとしても、犯人が正しい情報を入れているとは考えにくいこと。
などを、教えてあげました。
まぁ、これらのことは、ドメインを実際に扱ってみないと分からないことでしょうから、仕様がないのかもしれません。
が、どうにもこうにも、かなーり「トホホな捜査」と言わざるを得ないかなぁ、とは思いました。
別に、大きな被害が合った訳ではないですから、イイんですけど。
つぅか、アレですわ。
個人的な感想としては、やはり、こう思ってしまいました。
つまり、
「そんなんじゃ、絶対捕まらねぇわ。」
と、ね。
うん。
大変、お忙しいとは思いますが、ケーサツの方々には、ホリエモンに怒られないように(?)、治安維持のために頑張っていただきたいと思っとりますデス。
はい。